(雑記) FE if 暗夜王国が面白い Conquest:GGG, The Good Guy Garon.

生存報告します
忙しさが落ち着いてきたので4~5年前にドはまりしていた暗夜王国をまたプレイしています。

このシリーズ自体の名前は聞いたことがある方が大半ではないでしょうか。スマブラマルスやアイクなど大量の剣使いを送り込んでいるシリーズです。
SRPGというローグライクと同じくらいにはニッチなジャンルで、シビアなゲーム性を提供し続けている作品です。

特に暗夜王国はシリーズの中でも戦闘システムが高く評価されているらしいです。(私は他を知りませんが)実際非常に面白いです。

しかし、ストーリーはとても褒められたものではありません。

 

ですが、非公式のストーリーの改善romハックを発見し、12章から20章まで飛ばし飛ばしでその動画をいくつか視聴しました。
結構面白かったので、いくつか変更点を記載してみます。

(以下、既プレイヤー向けです)

Conauest:GGG The Good Guy Garonの示す通り、ガロンをただの狂った悪役で終わらせないようにしています。


www.youtube.com

 

12章

原作

ガロンがカムイを苦しめるようにマクベスに指示。
リョウマが病気のエリーゼの治療と引き換えにカムイの身柄を要求
カムイは拒否するが、リョウマが切りかかり、戦闘が始まる

GGG
ガロンがカムイを苦しめるようにマクベスに指示するさなか、突如苦しみだし、カムイを・・・・・・守れ・・・・・・と発言。しかしすぐにいつものガロンに戻りカムイを苦しめるよう指示。
マクベス退室後、カムイの身を案じる発言

(ガロンが物語の最初から化け物になっていた原作と異なり、特に序盤は、ガロンは寄生されており完全な化け物ではない姿が描かれているみたいです)

リョウマの要求に対し、カムイは熟慮の上エリーゼのため要求を呑む。しかしラズワルドとピエリが切りかかり交渉決裂。

 

15章
原作

ガロンは魔物であった。
しかし、討伐に他者の理解を得ることができないだろう。
ただ一つの道は、真の姿を取り戻すと言い伝えられている白夜王国玉座に座らせ、怪物の姿を暴くことである。
そのために白夜王国に侵攻する。

 

GGG

真の姿を取り戻すといわれる白夜王国玉座なら、ガロンをもとの父に戻せるかもしれない。そのために、理解を得られずとも白夜と戦うことを決意する。

 

18章

原作

立ち寄った中立国イズモ公国で、偶然にも暗夜、白夜の王族が一堂に揃うことになる。
しかし、イズモ公国の長イザナは暗夜軍の魔術師ゾーラの幻術によるなりすましであり、白夜の王族達を捕らえて処刑を試みる。
カムイ達は騙し討ちによる勝利を認めず、ゾーラと戦闘に。

 

GGG

カムイは白夜の王族達をイズモ公国に招待し会談を設け、戦争の平和的解決の道を目指す。
しかし、イザナになりすましていたゾーラが勝手に白夜の王族達を捕らえて処刑を試みる。
カムイ達は平和的解決のため、ゾーラと戦闘に。

 

いかがでしたでしょうか。大きな変更のみ記したので伝わりにくいと思いますが、原作よりカムイは妥当な思考を行い、積極性を持った人物と描かれた上、暗夜の現状や父の命令に葛藤する姿がより強調されています。また、暗夜編の最大の問題点といわれる白夜王国を攻める理由を、「父を元に戻せるかもしれないから」と変えたことには驚愕しました。
原作があのストーリーで世に出た以上、開発側がベストを尽くしてそうなったのだと思いますが、やはり好きな作品だけに欠点があるのが残念に思います。なので、ストーリーの出来事を変えずに問題点を改善しようとしている試みはとても興味深かったです。

 

以上です。