SpireStarsの統計から考察するアイクラ

SpireStarsの私の直近6か月71ラン勝率71.83%の統計を使用して考察してみます。いろいろな統計が登場しますが、注記が無い限り私の直近6か月のアイクラのデータです。

これはコモンカード。圧倒的に受け流しが多めです。ただ一つの白で2層以降でも堕落無しで取れるカードなので当たり前ですね。

層ごとのピック数と勝率を見てみると、まず1層では、アイアンウェーブが1層で取ったにしては異常な勝率をたたき出しています。(ソードブーメラン以下は取得回数が少ないので除く)このカードだけコモンアタックでは終盤でもぎりぎり5ブロックになるからでしょう。
基本的に序盤は火力とブロックの価値は同程度ですが、終盤に近付けば近づくほど火力よりブロックの価値が上がります。ツインストライクとアイアンウェーブは5ダメージと、5ダメージor5ブロック生成するカードで、この2枚の勝率の差が終盤での差を示しています。しかしツインストライクは筋力とよりシナジーがあるので、単純な比較は難しめですね。
なぎ払いは取得回数の割には勝率が低めです。他のAOEの評価を下げるというのが厳しく影響するのでしょう。ヘッドバットはそこまで低い勝率ではありませんが、アイアンウェーブ程終盤で何かにはならないみたいです。やはり即効性のある5ブロックがあるかどうかは違います。
パフェストを1層で取った場合の勝率が非常に低めです。予想通りではありますが、1層エリートに高コストアタックは相性がいいので1層エリート戦で数字以上の性能があります。
2層以降は受け流しの強さが良くわかります。2層以降は他のカードとシナジーがあれば取るカードしかないので、あまり語ることはありません。
しいて述べるならブーメランとヘビーブレードの比較でしょう。ヘビーブレードはスネッコが原因だと思いますが2層以降の取得回数が多めです。ただブーメランとヘビーブレードはスネッコが無いならどちらも2層で活躍するカードではなく、1,2層で取ることはありません。筋力があっても取るのは投資気味です。ヘビーブレードは火力が低すぎること、ブーメランはタスクマスターグレムリンリーダーレッドマスクバンディットで弱すぎるためですね。
怒りを3層で取っていることがありますが、本当にドローが多めならブーメランや海老ブレの代わりにとっています。特にルーニックキューブと同時に使ったことが1度だけあり、そのランは怒りを3枚入れていたはずです。

アンコモンに目を向けてみます。ランページと灼熱の一撃は取得回数0回なので除外しています。
衝撃波が取得回数トップで勝率も非常に高めです。アイクラは堕落と筋力のせいで全体的にカードが弱めですが、衝撃波だけサイレントから盗んだような信じられない強さを持ちます。武装解除の勝率が取得回数の割に低めですが、これは予想通りです。人々は武装解除を高評価していますが、今の私は少し低めの、少なくともこれほどの回数取ることは無いと思います。

これは2層で最も武装解除が活躍すると思われているであろう本との戦闘の統計です。なんと平均ターンが4.2です。つまり7×2、7×3、24、7×5と動くパターンで武装解除を持ち込んだとして、果たして何ブロック分働いてくれるのでしょうか?仮に4ターン目に本を倒すなら、1ターン目に武装解除しても2×6ブロックにしかならないということです。
一般的に武装解除は、本を含む2層のごく一部の戦闘で大活躍する代わりに他の戦闘でスターターレベルだと言われています。しかし、もしその"大活躍"がこの程度である時、本当に武装解除は2層で強いカードなのでしょうか?緑の金属化も1ターン目に使って4ターン目に戦闘を終わらせるなら4×3ブロック稼いでくれます。そしてスフィアガーディアンやタスクマスターなどでも金属化は活躍しますが武装解除は?
緑のカードと白を比較するのは無理がありますが、武装解除はこの程度だということです。
炎の障壁や無痛あたりが高い勝率を出していますが、これは堕落が強いからです。このように統計を語る上での落とし穴としてよく例に挙げられますが、塹壕や見張りの勝率が高い時、それはそれ自体が強いのではなく、バリケードや堕落が強いだけです。
弱点発見と発火が同じ使用回数で、発火のほうが勝率がわずかに高めです。謎です。

層ごとの勝率を見てみると、やはり武装解除と進化が2層で厳しいためか1層で取った時の勝率が低めです。しかし2層以降は武装解除の勝率は上がります。進化はそうでもないみたいですが、実際進化もそこまで強くない気はします。矛盾の1ターン目に引かない限り役に立たないカードは果たして終盤に強いのか?と最近思い、使用回数を減らしています。
弱点発見を3層で取った場合の勝率が高めですが、堕落が理由です。
やせ我慢の勝率が1層で低めですが、これは1層エリート戦で役に立たないからです。ラガブーリン戦で負傷2枚が厳しく使えないという展開が多く、セントリーでも過剰ブロックです。1ボスでも何かないと使いにくいですね。逆に2層以降はデッキ2周目が重要になる戦闘が減ったり負傷をどうにかする手段を手に入れて活躍します。1層のやせ我慢は注意が必要ですね。
ゴーストアーマーの低い勝率は私が過大評価しているせいだと思います。受け流しのほうがはるかに強いです。1と2層雑魚戦で強いとは思いますが、2層エリート戦では火力も重要なので。ただ、アイクラの貴重なブロックなので活躍する時はします。
瀉血は2層3エナなど、2層以降に強い状況では非常に強力です。ただ、1層で取った場合に瀉血が必ずしも強いデッキにならないためか勝率は低めですね。ですが現状は1層グレムリンボス後なら基本瀉血はスキップしません。
激昂は2層の勝率が少し下がっています。正直謎です。激昂を2層で取るデッキは闇の抱擁を使うか、2層3エナでしょうが、どちらも2層で強くないからでしょうか?瀉血の勝率が2層で下がらない理由も知りたいですが、試行回数が少ないので何とも言えません。
金属化が動画と比較して使用率が少なめですが、これが妥当で、動画がおかしいです。白だと1層エリート前でしか強くないならこの程度です。緑だと途端に強力になりますが、緑のアンコモンで弱い方が珍しいです。勝率については試行回数が少ないのでノーコメントです。
血には血をが異常に勝率が低めですが、これは試行回数の少なさもありますが、血には血をはヘキサゴースト対策で取るアタックなのでヘキサゴーストに負けているからです。私のプレイが悪いです。

レアカードです。
堕落と不動がトップで、次に悪魔化供物。供物だけ勝率低めですが、実際供物はレアカードの中だと平凡だと思います。他のレアカードは6点自傷せず供物と同程度に強い動きをします。
焼身の勝率が低めですが、これは焼身のせいで他のレアカードを引けないということが2層以降で弱いからだと思います。焼身は2層以降でそんなに強いとは言い難いので、焼身無しで1と2層を突破できるなら焼身より不動や堕落のほうが強いでしょう。脳天割りですら状態異常を混ぜませんからね。
最高勝率を記録しているカードはリミブレです。まさかリミブレを弱いと思っている人、いませんね。

層ごとの勝率を見てみましょう。
悪魔化が1層で最も取得したレアカードであるというのが驚きです。これは偏りだと思います。1層で出てスキップしないレアカードは大量にあり、悪魔化はその1つというだけです。3層以降の悪魔化の勝率が低めですが、実際3層で悪魔化に頼るのは非常に弱いと言えます。1ボス2ボスを悪魔化で突破はokですが、スネッコ無しで心臓を悪魔化で倒すためにはかなり強いデッキを作る必要があります。
堕落の勝率が1層では非常に低めです。まあ妥当でしょう。
捕食もそうです。実際1層捕食はそんなに強いとは思いません。最大体力は4層まであまり大きな違いを生み出さないと思います。
レアカードは層ごとに分けるとどうしても試行回数が少ないので、語りにくいですね。
読みにくい文章だったと思いますが、半分以上自分の考えを整理するために書いたようなものです。以上です。